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「最後の制服」という文集(120710)

東京都立東大和高等学校

「最後の制服」という文集

厚さ3cmを超える文集が手元に届きました。「最後の制服」という卒業したばかりの39期生の文集です。

手にとり、ページをめくると、3年間のヤマ高生活が次々と目に浮かんでくるのです。時間を忘れて、在校時の生徒の思いに浸りました。

目次には、卒業生全員の氏名が並んでいます。氏名の下に在校中に書いた作文の掲載ページが記されています。その氏名の並びからは、堂々とヤマ高を卒業していった自信や先生方の生徒一人一人への愛情が伝わるかのようです。作文は「修学旅行」「平和講話」「部活と私」「私という自分」「ヤマ高と私」「行事」というジャンル別に掲載されています。そして最後に「祝辞」として保護者代表の方々と担任からのあたたかなメッセージがあります。文集委員と学年の先生方の努力により、見事に編集されていました。

さらに、読み応えがましているなぁ、と思うのは生徒の「入学の言葉」、「答辞」そして、3年間のヤマ高生活を支え、導いた学年通信「ならばやし」癸韻ら癸僑瓦泙任里垢戮討綴じこまれていることです。「ならばやし」には責任をもって社会の役割を担う者としてこのヤマ高で成長を遂げてほしいという数々の力強いメッセージがありました。読み返すと、人間的成長を支えるキャリア教育の道しるべでもあったようにも思えます。

文集を読み、3年間の意図的計画的な教育活動の中で、教師からの発信を真摯に受け止め、積極的に行動に移しながら、自らを成長させた一つ一つの努力の様子にあらためて励まされました。「弱い私を強くしてくれる仲間を持てた私は運の良い人間ではないかと思います」「私がヤマ高で学んだことは、どんなことでも勇気をもって挑戦することと、「困難は分割しろ」という言葉を教わったことです」など友と共有した素晴らしい時間を喜び、感謝していることが伝わってきます。「最後の制服」は39期の絆の象徴として、一人一人を支えていくことでしょう。

そして多くの卒業生の声はヤマ高をもっと元気にしてくれるのです。

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最終更新時間:2012年07月10日 17時00分49秒